☆ ハッピーニッポン 邦楽ネット ☆ 11月号より

2025.11.4
こんにちは。
望月太左衛です。◎^-^)v 
お元気ですか?

日々深まる
秋のシーズンらしく
芸術イベントが盛んに行われています。

11月3日は文化の日です。

この日、私はいつも思い出すことがあります。

小学5年生の頃、担任の先生から
文化の日の前日、出された宿題のことです。

「文化とはなにか?」

小学生の私が考えた答えは、
「文化とは、音楽とか、絵とか、、、です。」
でした。

芸術の秋を象徴するような、
音楽、美術のことというイメージで、
ほぼ正解だと思ってました。

先生の答は、、、

「茄子ときゅうりを、どっちが上とか、
くらべないことだ!」

でした。

教室の子ども達は、私を含めてみんな
目が点になっていました。

意味がわからない子ども達に
先生は黒板に茄子ときゅうりの絵を書きながら

「茄子もきゅうりは、
色も、形も、味も違うけれど、
同じ野菜の仲間。

茄子の方が偉いとか、
きゅうりの方が上だとか、
いうことは無い!

これが文化だ!」

と先生はおっしゃいました。

よくわからなかったのですが、
きゅうりが大好きだった私は、
その日から茄子も食べるようになりました。

そして、
大人になってゆく私、
日本はすばらしい文化のある国だと
信じていました。

もちろんその中で比べないこと!が文化だと
信じているのですが、、

常に評価がつきまとうことが多く、
自分なんか、価値がない、
と私は思っていました。

そんな私を救ってくれた言葉・・・

「みんなちがって、みんないい」

金子みすずさんの
「わたしと小鳥と鈴と」の一節に出会いました。

担任の先生がおっしゃったのは
この事だと思いました。

近年、江戸伝統文化推進 燈虹塾が
始まり、その活動の中で、
江戸に伝わる
「みんなちがって、みんないい」を
皆様に知っていただきたいと
考えてきました。

一昨年、東京藝術大学美術館にて
「大吉原展」が開催されました。

今年は、
NHK大河ドラマ「べらぼう」が
絶賛放映され、
吉原が全国に知られました。

蔭の存在である
吉原にスポットライトが当たるという
奇跡がおきました!

続く、来年は、、、、

「江戸吉原アート大学」が始まります!

地域活動を長年されている
青木繁弘さんが提唱している
「吉原アート」

吉原を題材としている
音楽、美術、演劇など
新旧とわず、リストアップしていらっしゃいます。

例えば、
数々の浮世絵と、
「鬼滅の刃」などの漫画、

「助六」などの歌舞伎と、
大河ドラマ「べらぼう」

落語、講談
各種三味線音楽の楽曲
などなど、

その数は想像以上に膨大です。

これらをまずは
その存在を知って、楽しんでいただき、
徐々に、学んでいただきたいという
願いをこめて大学と名付けました。

どなたでも、いつでも参加できる大学です。
入学試験はありません。

単位の取得をしていただき、
モチベーションをあげて
次世代の方々にシェアいただければ
嬉しいです。

開学式は12月20日(土)

江戸文化を知りたい!楽しみたい!学びたい!
多くの皆様のリクエストにお応えしてゆきます。

私が小学生の頃から考えてきた
「文化とはなにか?」
という宿題の答の一つとして
実践してまいります。

応援よろしくお願いいたします。

⇒詳細は追ってお知らせいたします!

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